自動車用バイオ燃料とは? |
地球温暖化対策のひとつとして、世界的に注目されている二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを排出しないとするバイオエネルギー。主に自動車燃料としては“バイオエタノール”と“バイオディーゼル”があります。
バイオエタノールは糖やでんぷんをエタノール発酵させたもので、化学的に合成されたエタノールと変わりありません。バイオエタノールの主な原料として、サトウキビやてん菜など糖質原料と、とうもろこし、さつまいもなどでんぷん質原料があります。
バイオエタノールの製造は、基本的にウィスキーや焼酎といった酒類と同じで、原料の粉砕、糖化、発酵、蒸留という工程によって製造されます。ただし、蒸留工程は酒類と異なり、濃度95%以上まで蒸留されます。
バイオディーゼルは菜種油や大豆油などの植物油をメタノールとエステル化させた、脂肪酸メチルエステルです。原料としては、ひまわり油、パーム油などがあります。また、日本では廃食油を使用するのに対し、外国では未使用の新油を使用しているのが大きな違いです。バイオディーゼルの品質は、原料となる食物の油脂の特性に大きく依存するため、廃食油の使用は有効とはいえません。 |
自動車の暫定税率って何にかけられている? |
自動車には自動車取得税、ガソリン税(揮発油税・地方道路税)軽油引取税、自動車重量税の本則税率に上乗せされてかけられています。
例えば皆さんご存じの車検で、車両重量1t以下の自家用自動車の自動車重量税が、2年間で通常25,200円かかります。
もしも暫定税率の税率が一時的又は永久に下がると、10,000円になり15,200円もの負担費用軽くなります。
今現在国会で議論中なので、もし法案が通れば税負担が軽くなりますね!
車検有効年数 2年の場合
車両重量 |
暫定税率 |
本 則 |
差 額 |
〜0.5t |
12,600 |
5,000 |
7,600 |
〜1.0t |
25,200 |
10,000 |
15,200 |
〜1.5t |
37,800 |
15,000 |
22,800 |
〜2.0t |
50,400 |
20,000 |
30,400 |
〜2.5t |
63,000 |
25,000 |
38,000 |
〜3.0t |
75,600 |
30,000 |
45,600 |
ヴィッツ(0.5t〜1.0t)の2年車検で考えると・・
2年車検=25,200円
2年車検=10,000円(暫定税率廃止後)
15,200円の差になります。 (2009.11.10) |
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